高知コアセンターニュース

掲載日:2010/03/30(Tue)

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地球深部探査船「ちきゅう」で掘削されたコア試料が高知コアセンターに搬入されました。

 

2010年3月17日、「ちきゅう」で掘削されたコア試料が高知コアセンターに搬入されました。

これらの試料は、昨年行われたNanTroSEIZE Stage 2(和歌山県熊野沖)の第319次研究航海と第322次研究航海で採取されました。 

今回の掘削では、プレート境界断層に相当する”デコルマ断層”から派生する、大規模な分岐断層と周辺の地質を回収しました。南海・東南海地震で大きな被害をもたらす津波発生の原因である可能性が高い分岐断層の研究は、現在急ピッチで進められています。

今回高知へ搬入されたのは、第319次研究航海から「カッティングス」という掘削泥ボトルと約90mのコア試料、第322次研究航海から約540mのコア試料です。

航海の詳しい情報は、地球深部探査センターのページから閲覧することが出来ます。

「CHIKYU HAKKEN」
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/index.html

 

 

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