施設北側にはコンテナヤードがあり、冷房装置付全天候型20フィートコンテナ10基と仮置きコンテナ数基を設置しています。このコンテナヤードには、地球深部探査船「ちきゅ・、」と試料の受け渡しをするコンテナが仮置きされることもあります。
コンテナ内は約20℃に温度設定され、高温多湿を嫌う物品・試料や消耗品を最適なコンディションで保管しています。IODPが管理する試料としては、過去のDSDP・ODP航海で採取された残渣試料、岩塩層を掘り抜いた岩塩コアなどがあります。
▲コンテナ
コア保管庫に隣接して、広いスペースを持つサンプリング室があります。ここでは、サンプルリクエストされた試料の採取をキュレーターが行うほか、実際に研究者が来訪して試料採取することができます。また、サンプリングパーティーによる試料採取やコアスクールなどが行われます。
▲サンプリング室