３月10日〜16日の6日間、高知コアセンターにてJ-DESCコアスクール2011が開催されました。このスクールは、J-DESC（日本地球掘削科学コンソーシアム）主催のJ-DESCコアスクールの一環として、毎年高知コアセンターで行われています。

○コア解析基礎コース（2011.3.10-13）
内容：コア解析に必要な基礎的なスキルを習得するためのコースで、コアの岩相記載やスミアスライド観察、非破壊計測などについてレクチャーと実習を行い、実体験を通してコア解析の基本を理解してもらいました。

　

 

○コア同位体分析コース（2011.3.14-16）
内容：大学院生やポスドクを中心とする6名が参加し、コア解析のための応用的・専門的なスキルを学びました。
本コースでは１プログラム当たり3人の小グループで同位体分析に特化した講義と実習とを行い，参加者は，より高次のコア解析技術をマスターしました。

プログラム1：安定同位体比質量分析計（IRMS）を用いた貝類の炭酸塩中の炭素、酸素同位体分析　

　

 

プログラム2：表面電離型質量分析計（TIMS）を用いた貝類の炭酸塩中のSr同位体分析

　

 

コア解析基礎コースの開催報告などにつきましては、J-DESCのホームページをご覧ください。

http://www.j-desc.org/modules/tinyd3/rewrite/coreschool/basic.html