有機地球化学

元素分析計オンライン質量分析計

元素分析計オンライン質量分析計

メーカー
EA: サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
IRMS: サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
型番
EA: FlashEA 1112
IRMS: DeltaPlus Advantage
概要
環境試料中の有機物に含まれる炭素・窒素同位体比を精密に測定できる。第四紀古海洋変動解析や層序・ホ比の検討、生物絶滅イベントにおける有機炭素同位体比シフトの研究などに用いられています。
仕様
分析試料 バルク堆積物,懸濁態有機物など
測定精度 0.1 ‰程度 (δ13C, δ15N)
  年間平均3,000 測定程度のデータ生産性
文献 池原・片上・伊藤・清川・北島, 西オーストラリア・ピルバラ・デキソンアイランド層の地質-5-有機炭素量および有機物炭素同位体比-, 茨城大学教育学部紀要(自然科学), 54, 53-57 (2005).
北島・桜木・清川・伊藤・池原, 西オーストラリア・ピルバラ・デキソンアイランド層の地質-6-黒色チャート中に含まれる炭素物質-, 茨城大学教育学部紀要(自然科学), 54, 59-66 (2005).
Kiyokawa, S., Ito, T., Ikehara, M., and Kitajima, F., Middle Archean volcano-hydrothermal sequence: bacterial-bearing 3.2-Ga Dixon Island Formation, coastal Pilbara terrane, Australia, GSA Bulletin, 118, 3-22 (2006).
清川・片上・池原・伊藤・北島, 西オーストラリア・ピルバラ・デキソンアイランド層の地質-7-DX B e-4, e-5の岩相と有機炭素量および有機物炭素同位体比-, 茨城大学教育学部紀要(自然科学),55, 29-39 (2006).
Hori, R.S., Ikehara, M., Preliminary report on Early Triassic acritarchs from Arrow Rocks, Northland, New Zealand, GNS Science Monograph, 24,117-122 (2007).Hori, R.S., Higuchi, Y., Fujiki, T., Maeda, T., Ikehara, M., Geochemistry of the Oruatemanu Formation, Arrow Rocks, Northland, New Zealand, GNS Science Monograph, 24, 123-156 (2007).
機器のある場所
有機地球化学実験室

ガスクロマトグラフ燃焼質量分析計

ガスクロマトグラフ燃焼質量分析計

メーカー
GC: ThermoFisher Scientific Ltd.
IRMS: ThermoFisher Scientific Ltd.
型番
GC: TraceGC
IRMS: DeltaPlus XP
概要
ガスクロマトグラフと安定同位体比質量分析計を燃焼炉付きのインターフェースで直結した装置で、ガスクロマトグラフのカラムで分離した有機化合物の水素・炭素同位体比を測定することができる。炭素同位体比は,地質試料中の有機物の起源やその生成過程の解明に重要な役割を果たす。堆積物試料中に異なる起源の化合物が混合しているが、本装置を用いることにより、特定の化合物ごとの水素・炭素同位体比を効率良く測定することができる。
仕様
-
機器のある場所
有機地球化学実験室

ガスクロマトグラフ

ガスクロマトグラフ

メーカー
Agilent Technologies
型番
6890N
概要
Agilent7683オートサンプラー付きGCが2台設置されています。抽出試料をキャピラリーカラムに通すことで、有機化合物を分子鎖の長さや構造によって分離し検出します。炭化水素、アルケノンなどのバイオマーカーの同定、定量により、古環境情報を得ることができます。
仕様
注入口 クールオンカラム注入口、スプリット/スプリットレス注入口を併設
検出器 水素炎イオン化検出器(FID)
  Agilent7683オートサンプラー付き
機器のある場所
有機地球化学実験室

分取キャピラリーガスクロマトグラフ

分取キャピラリーガスクロマトグラフ

メーカー
GC: Agilent Technologies
PFC: GERSTEL
型番
GC: 6890N
PFC: GERSTEL PFC
概要
特定の有機化合物をGCで分離し、キャピラリー分取システムで濃縮することが可能なシステムです。個別有機分子レベルの放射性炭素年代測定などに応用可能です。
仕様
6ポート捕集管
機器のある場所
有機地球化学実験室

加熱脱着装置付ガスクロマトグラフ質量検出器

加熱脱着装置付ガスクロマトグラフ質量検出器

メーカー
GC-MSD: Agilent Technologies
CIS4: GERSTEL
型番
GC: 6890N
MSD: 5973N
加熱脱着システム: CIS4
概要
有機化合物の同定、定量を行う装置です。
仕様
試料導入装置としてオートサンプラーと加熱脱着式サンプラーを設置してある。
機器のある場所
有機地球化学実験室

高速液体クロマトグラフ質量分析計

高速液体クロマトグラフ質量分析計

メーカー
Agilent Technologies
型番
Agilent 1100 LC/MSD Trap
概要
分離装置である高速液体クロマトグラフ(LC)と検出器である質量分析計(MS)の2つの装置から構成されている。試料溶液中に含まれる化合物と固定相(カラム)との親和性(保持力)の違いにより成分を分離後、その化合物分子はイオン化され、得られたイオンを真空中で質量(m)と電荷(z)の比(m/z)の順に検出して記録することによって質量スペクトルを得ることができる。分離成分の保持時間と質量スペクトルによって定性ができ、また検出量から定量が可能となる。
仕様
イオン化法として、エレクトロスプレーイオン化(ESI)、大気圧化学イオン化(APCI)に対応するイオンソースがある。ESIは高極性成分の検出に、APPIは低・中極性成分の検出に適する。
機器のある場所
有機地球化学実験室

クーロメーター

クーロメーター

メーカー
UIC Inc.
型番
CM5012
概要
試料中の炭酸塩鉱物と・潟梼_との反応によって生成した二酸化炭素を電量滴定法により定量する装置です。堆積物試料中の無機炭素量(炭酸塩含有量)を測定できます。
仕様
6ポート自動前処理装置付属
機器のある場所
有機地球化学実験室

紫外可視分光光度計

紫外可視分光光度計

メーカー
SHIMADZU
型番
UV-2550
概要
溶液中の物質が光を吸収することを利用した装置で、吸光度を測定し物質の定量分析を行う。特に、モリブデンイエロー法を利用して、堆積物中の生物源オパール濃度を定量する際に用いる。
仕様
ソフトウェアUV Probe
機器のある場所
有機地球化学実験室

CHNS/O元素分析装置

CHNS/O元素分析装置

メーカー
ThermoFinnigan
型番
Flash EA1112
概要
堆積物や生物試料などに含まれる全炭素・水素・窒素・硫黄の含有量を測定します。試料を1000度程度に加熱・燃焼することによって生成する混合ガスをパックドカラムによって分離し、定量する。
仕様
オートサンプラー付き
機器のある場所
有機地球化学実験室

高速溶媒抽出装置

メーカー
Dionex
型番
ASE-200
概要
高温・高圧下で堆積物試料から有機化合物を迅速に溶媒抽出する装置です。GCやGC/MS分析のための前処理装置として活用されています。
仕様
サンプルセット数 1〜24
抽出セル容量 11、22、33mL
機器のある場所
有機地球化学実験室
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