高知コアセンターニュース

掲載日:2008/11/07 (Fri)

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83km分の海洋科学掘削コアサンプルが高知コアセンターに

統合国際深海掘削計画(IODP)では、科学アドバイザリー組織からの勧告に基づき、海洋科学掘削コアサンプルの再分配プロジェクトを進めてきましたが、2008年10月28日に最後のサンプルが米国テキサス州の保管庫から高知コアセンターに搬入され、すべての再分配が完了しました。

最後のサンプルを保管庫に搬入するIODP国際計画管理法人のハンス クリスチャン ラーセン副代表とララン グプタIODPキュレーター

これにより、高知コアセンターでは、西太平洋・ベーリング海からインド洋までの科学掘削コアを一括して保管管理し、世界中の科学者に対して、効率的で質の高いサンプル提供サービスが本格的に稼働します。また、今回の再配分プロジェクトにより、東太平洋のコアサンプルは米国テキサスA&M大学に、大西洋と北極海のコアサンプルはドイツブレーメン大学でそれぞれ保管・管理されることになりました・ェ、科学者は、採取された地域や管理している保管庫に関わらず、ポータルサイトから一元的にサンプル利用のリクエストを行うことができます。サンプル提供ポリシーやリクエスト方法など、詳しくは高知コアセンターのウェブサイト、もしくはIODPウェブをご覧ください。

◆IODPデータとサンプルアクセスについて(英文)

www.iodp.org/access-data/

 

 

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